『大日本史料』第三編(保安二・三年分)編纂メモ

保安二年(1121)・同三年(1122)と単純に変換しています。雑載は0月、閏月は空いているところに。

1122-12-01から1ヶ月間の記事一覧

雑載・諸家:関白家文殿衆

30冊476頁:雑載・諸家 〔皇年代記〕の次に、【関白家文殿衆ヲ定ム】〔平時兼記〕〈○陽明文庫所蔵〉建永元年十一月二日、己卯、雨下、兵部大輔(藤原)家宣奉仰、遣召大外記(清原)良業真人、撰定可補文殿衆之輩、令計申、任保安三年例、開闔良業已下被定七…

保安3年12月17日条:12月25日、雅実拝賀

30冊384頁『勘例』の前に: 【雅実拝賀殿上前駈ヲ略ス】 〔兼仲卿記〕〈〇国立歴史民俗博物館所蔵広橋家旧蔵本〉 正応二年九月 五日、辛巳、〈○中略〉午刻着束帯向相国(源基具)第、為参賀也、主人被対面、有自愛之気、拝賀十〔廿〕三日之由存、代々殿上前…

保安3年12月17日条:忠通着陣

30冊383頁 〔葉黄記〕寛元四年十月十七日条に続けて追加。 十九日、甲辰、火執、晴、摂政殿御着陣也、〈兼大臣之摂政・関白等有此儀、〉〈○中略、全文ハ寛元四年十月十九日ノ条ニ収ム、〉陣装束、任文治例、西第一間可敷竜鬢茵之由、被仰(小槻)淳方宿祢、…

雑載・題跋:大般若経奥書

30冊494頁〔印璽集〕の前に、〔大般若波羅蜜多経〕〈○一誠堂所蔵〉文永二年大歳乙丑三月二日辛未、彼岸終日奉始之、文永七年庚午十二月九日庚辰申刻奉書之、 首尾六年也、以当寺(延暦寺東塔)西谷一筆大般若経為本、奉書了、本云、保安三年壬寅十二月九日甲…

保安3年12月6日:伊勢公卿勅使

30冊339頁 〔散木奇歌集〕の標出 4行目:源俊頼斎宮ノ歌二首ヲ代作シ一首ヲ送ル 8行目:実行返歌 11行目:遣ハサザル歌