『大日本史料』第三編(保安二・三年分)編纂メモ

保安二年(1121)・同三年(1122)と単純に変換しています。雑載は0月、閏月は空いているところに。

考え方

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「編纂メモ」作成の考え方

・編纂分担者(藤原)の心覚え。憶えていること、復元できることだけでもメモしておく。 ・全体にわたる網羅的で精緻な注解を意識しない。研究ガイドとしての親切さは最低限に。 ・謝意と脚注。編纂には多くの学恩を蒙っているが、出版物はそれを表記するス…

使い方のヒント

・史料名・人名などからの検索 右脇の「日記の検索」窓ないしは、左上の「検索」欄を活用してください。 ・日付から概要を見る 右上の「記事一覧」のページを開いてください。http://d.hatena.ne.jp/hen03/archive ・★印は書きかけです。 ・写真帳[6116-74]…

編纂メモにおける配列

・すべての綱文・史料を、あらゆる編纂情報を、「編纂メモ」に採るわけでない。 ・保安二年を単純に西暦1121年に置き換える。綱文が複数でも同日に。 ・閏五月は、1121年5月31日〜6月00日の使われていない箇所にまとめる。 ・年末雑載は、1121年00月01日以降…

編纂メモのカテゴリー

考え方・・・『大日本史料』全般、三編の最近冊、この編纂メモに関することがら。 正誤・・・『大日本史料』第三編第26冊・27冊・28冊(保安二年分)の正誤。 補遺・・・『大日本史料』第三編第28冊に収録の「補遺」、および未収録史料の補記(出版後の論文…

公開モードへ移行

2008年5月30日より、『大日本史料』第三編の編纂メモを試験公開いたします。 保安二(1121)年の分(第26冊・27冊・28冊の3冊)を対象としています。 最新刊第28冊の典拠史料に関する記事が中心ですが、順次追加できればと思います。気長にお見守りください…

『大日本史料』他編の編纂ノート

五編之31 http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/kazuto/51.html 十編之22・23 http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/kaneko/chusei/10hen.html ※それぞれの時代にあわせたスタイルで行きましょう。できるだけ質の良い史料集作りが目標です。

正字主義

『大日本史料』の用いる文字は、原則として正字(旧字)を用いてきました。(実は正字というもの自体に、便宜的な側面があります。)写本・活字本を問わず、底本に「藤原忠実」とあっても、「忠實」と直しています。実際にやっていてかなり違和感の強い時も…

最近の三編での標準的な表記

史料名の下にある割書きの「○」に続く部分。 1、「××所蔵」・・・原本・写真帳・影印本(および一部の影写本・謄写本・刊本)。 2、「××本」・「旧国名」・・・謄写本(および一部の影写本)。 3、ただし、「××所蔵××本」、「旧国名××所蔵」は1に準じる…