『大日本史料』第三編(保安二・三年分)編纂メモ

保安二年(1121)・同三年(1122)と単純に変換しています。雑載は0月、閏月は空いているところに。

『法隆寺縁起白拍子』

28冊9頁 http://clioimg.hi.u-tokyo.ac.jp/IMG/850/8500/02/0328/0009.tif
法隆寺所蔵原本(重要文化財)の巻首・巻末の図版は、『法隆寺の至宝』8などにあり。
底本の東京大学文学部国語研究室所蔵の影写本は精巧な出来で、原本に準ずるものと判断しました。
法隆寺史料集成』8(ワコー美術出版、1985年)は、延宝四年写本の影印。
活字本は『聖徳太子全集』5ほか多数ありますが、異同は厳密に採っておりません。
加賀元子「『法隆寺縁起白拍子』の周辺」(『中世寺院における文芸生成の研究』汲古書院、2003年)。
短文だが、山本信吉「『法隆寺縁起白拍子』のこと」(『伊珂留我 法隆寺昭和資材帳調査概報』10、1989年)あり。