『大日本史料』第三編(保安二・三年分)編纂メモ

保安二年(1121)・同三年(1122)と単純に変換しています。雑載は0月、閏月は空いているところに。

宮内庁書陵部所蔵九条家本『表部類記』[九-74]

27冊291頁3行目〔摂関上表例〕の後に追加。 →保安三年七月廿二日条に便宜合叙。
辞表記《次第歟》 〈此次第作者不知、家本写書、〉
〇中略
次殿上人取禄、〈白褂一重、〉就主人御座辺献之、主人指笏取之、直進寄勅使座辺授之、抜笏令復座給、
 保安右少将(藤原)宗能朝臣伝献之、承保・康和・安貞等公卿伝献之、
〇中略
次有吉書事
 先官方〈〇中略〉
次蔵人方
 其儀如前、〈〇中略〉
 保安頭中将(藤原)宗輔朝臣、安貞頭中将宗世朝臣帰参覧之、
※保安三年正月二十三日に、宗能は転左中将、宗輔は転参議により、保安二年の初度上表の記事。

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摂関上表例 〈此例家本令写書、〉
 三譲表年々
〇中略
法性寺殿
 保安二年十月廿二日
 同三年五月十七日
 同七月廿三日
※291頁1行目〔摂関上表例〕を書写したものか。

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初度上表無御参内例 〈此例家本令写書、〉
 保安